1960年代後半にはグループサウンズのザ・テンプターズのヴィーカリストとして、1970年代以降は俳優として活躍された萩原健一さんが3月26日にGIST(消化管間質腫瘍)のために亡くなられました。享年69歳でした。先述しましたように1967年にグループサウンズのザ・テンプターズのヴぉーカリストとしてデビューし、萩原さんが歌う「神様お願い」や「エメラルドの伝説」などの楽曲が大ヒットし、沢田研二さんらが所属していたザ・タイガースとGSブームを牽引しました(「ショーケン」という愛称もGS時代からのものです)。GSブームが去った1970年にザ・テンプターズは解散し、その後は1971年に沢田研二さんらとロック・バンド「PYG」を結成。その後は俳優活動へとシフトし、特に1972年にマカロニ刑事役で出演した石原裕次郎主演の刑事ドラマ『太陽にほえろ』が大ヒットし、その後は主演した『傷だらけの天使』や『前略おふくろ様』などが次々と大ヒットを記録しました。その後も映画やテレビドラマを中心に活躍されていました。
自分は先述しましたザ・テンプターズのヴォーカリストとして活躍されてきた時期や1970年代に大ヒットしたドラマや映画を後追いで知った世代ですが、学生時代にグループサウンズに興味を持ったことからザ・テンプターズの楽曲も好きでよく聴いていましたし、『太陽にほえろ』や『傷だらけの天使』などのドラマも再放送でよく観ていて、1990年代に主演されていたテレビドラマ『外科医柊又三郎』も好きで観てました。この早すぎる死は残念でなりません。
ご冥福をお祈りします。
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