ニコンのエントリー向けデジタル一眼レフカメラ(D40、D40x、D60)のボディには軽量化とコストを考えてAF(オートフォーカス)駆動モーターが内臓されてませんので、AF駆動モーターが内臓されてないレンズだとAFができないのですが、最近は純正でモーターが内臓されているAF-Sレンズも増えてきてますし、サード・パーティーのレンズ・メーカーも昨年からシグマがニコン用レンズにモーターを内臓させたレンズを登場させています。それに加えて同じくサード・パーティーのタムロンのニコン用レンズにもモーターを内臓させたレンズが最近数本登場しましたが、その中でも特に注目なのはAF17-50mm F2.8 XR Di II (A16N II)です。
このAF17-50mm F2.8 XR Di II (A16N II)は35mm換算で25.5~75mmという焦点距離の標準ズームで、全域F2.8という大口径レンズながら440gと500gを切る軽さに、新品で3万円代後半から4万円代前半という価格帯と非常にコスト・パフォーマンスに優れたレンズです。自分も以前モーターなしのこのレンズを持ってましたが(トキナー ATX165PRO DXを買ったので手放しましたが)、写りの方は価格のことを考えるとかなり優秀で、逆光にも強かったですし、何よりもレンズ自体が軽いのでかなり使い易かったという印象がありましたので、これからキット・レンズ以外のレンズを試してみたいという方は候補に入れてみられてはいかがでしょうか?
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